イッセー尾形!
2007年 04月 30日
写真はイッセー尾形HPのブログから。
俺が撮らせてもらったんじゃないよってことで。
回を重ねるうちに何だか、舞台を取り巻く観客の雰囲気が変わってきた。
前は、かたずを飲んで見守る客が多かったが、
今回は「笑い屋か?」って思う程ゲラゲラ笑う客が多かった。
何だか、表面的な、動きのおかしさとか、台詞の調子とか、出落ちとかで笑ってるようだった。
そんなに声だして笑うたぐいの舞台だとは思わなかったが。
じっくりと見て、人となりとか、ネタの奥行きを感じ取って世界がつかめてきた時にふっと笑いがこみ上げる感じなんだが俺は。
結構シニカルな視点の芝居だから、むしろ居心地が悪くなる程の人間の愚かさが描かれていて、痛々しい程だ。
そんな愚かな人間の奇妙な行動に対して「そんな人間が面白い」と言うのがイッセー尾形の一人芝居だと思う。
今回の劇場の雰囲気はまるで、きみまろLiveのようだった。見たことないけど。
舞台そのものは今回もすばらしかった。
でも、昔は多かったシュールなネタが減ってきたのは残念。
そのあと「バベル」を見てきたが、ひどい映画だった。
何がひどいって、登場人物がほとんど全員馬鹿。
冷静な判断力のある人が少なすぎ。
だからエピソードが全部ことごとく悲惨な方向に転がってく。
その上、映像が汚い。
手持ちカメラのぶれで酔って吐きそうになった。
なんか高尚なテーマ性を持たせようとしているっぽいところがまた鼻につく。
ガエル・ガルシア・ベルナルは良かった。
俺が撮らせてもらったんじゃないよってことで。
回を重ねるうちに何だか、舞台を取り巻く観客の雰囲気が変わってきた。
前は、かたずを飲んで見守る客が多かったが、
今回は「笑い屋か?」って思う程ゲラゲラ笑う客が多かった。
何だか、表面的な、動きのおかしさとか、台詞の調子とか、出落ちとかで笑ってるようだった。
そんなに声だして笑うたぐいの舞台だとは思わなかったが。
じっくりと見て、人となりとか、ネタの奥行きを感じ取って世界がつかめてきた時にふっと笑いがこみ上げる感じなんだが俺は。
結構シニカルな視点の芝居だから、むしろ居心地が悪くなる程の人間の愚かさが描かれていて、痛々しい程だ。
そんな愚かな人間の奇妙な行動に対して「そんな人間が面白い」と言うのがイッセー尾形の一人芝居だと思う。
今回の劇場の雰囲気はまるで、きみまろLiveのようだった。見たことないけど。
舞台そのものは今回もすばらしかった。
でも、昔は多かったシュールなネタが減ってきたのは残念。
そのあと「バベル」を見てきたが、ひどい映画だった。
何がひどいって、登場人物がほとんど全員馬鹿。
冷静な判断力のある人が少なすぎ。
だからエピソードが全部ことごとく悲惨な方向に転がってく。
その上、映像が汚い。
手持ちカメラのぶれで酔って吐きそうになった。
なんか高尚なテーマ性を持たせようとしているっぽいところがまた鼻につく。
ガエル・ガルシア・ベルナルは良かった。
by higessk
| 2007-04-30 01:33
| 演劇