ジャーヘッド!
2006年 02月 10日
タイトルをキいてピンと来てたが、傑作だった。
アメリカンビューティーのサムメンデス監督らしく、濃いい仕上り。
前半は軍と戦争への悪意をたっぷりとたっぷりと描き、どうなることやらと思わせるが、
後半にいくにつけ、「殺しちまえ!」と心で叫ぶ自分に気づく。
もう既に殺人が目的になっている観客としての自分。
観客までも戦争の狂気に巻き込んでいく暴力的映画体験。
湾岸戦争のさなか、ラクダを連れたアラブ人たちに出会ったり、
油田火災で原油まみれになったり、何のためにここにいるのかわからなくなったりと忙しい。
冒頭はフルメタルジャケットかと思った。キュービリックへのオマージュ。
決して戦争を肯定はしていないが、否定もしない。
かえって観客は考えることを強要される。
アメリカンビューティーのサムメンデス監督らしく、濃いい仕上り。
前半は軍と戦争への悪意をたっぷりとたっぷりと描き、どうなることやらと思わせるが、
後半にいくにつけ、「殺しちまえ!」と心で叫ぶ自分に気づく。
もう既に殺人が目的になっている観客としての自分。
観客までも戦争の狂気に巻き込んでいく暴力的映画体験。
湾岸戦争のさなか、ラクダを連れたアラブ人たちに出会ったり、
油田火災で原油まみれになったり、何のためにここにいるのかわからなくなったりと忙しい。
冒頭はフルメタルジャケットかと思った。キュービリックへのオマージュ。
決して戦争を肯定はしていないが、否定もしない。
かえって観客は考えることを強要される。
by higeSSk
| 2006-02-10 02:40