オスカール!!アーティストトーク!
2008年 08月 12日
大岩オスカールさんは日本語が上手でした。
もともとできたのか?
92年から02年ころまで日本に住んでいたそうで。
親さんが1950年代にブラジルに移住したので、
文化的にも生活習慣的にも1950年代の日本のが身に付いてるようなことをおっしゃってて興味深かった。
「大岩オスカール・夢見る世界」は、福島県立美術館で開催中。
イラスト調の親しみやすい絵柄から、
リアリズムばりばりの古典的な表現まで一つの画面にぶち込んでいく
シュールポップな作風は、俺の好みのど真ん中のはず。
でも、それほどでもないクールな感じは、
「人間描くとイメージが二重になると言うか、それによってイメージの広がりが限定される気がして」という言葉が語るような、数々のエスキースが語るよな、
計画的に考え抜かれた画面設計からか。
妙に「は〜ん・・・」て感じに
みてて温度が下がる感じが不思議だった。
虹の根元を描いた絵があって、それは凄く好きだった。
by higessk
| 2008-08-12 00:08