スピルバーグの凄さ

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俺の2018年ベストテン4位レディプレイヤー1。真に迫った夢のような映画。
ところで、年末に E.Tが放送されてた。チャンネル回してる時にいや今は回さないが、防護服着た人々が白い粉吹いてベッドに横たわるE.Tを蘇生させようと必死に心臓マッサージする場面。
見たのはほんの30秒くらいだったが、泣きながら見守る子供達の表情がカットインしてさらに電気ショックする場面を見て、一気に35年前に映画館で見たときの気持ちになった。なんでそんなに色々やるの?乱暴じゃない?E.Tをそっとしておいてあげて?
だいたい、地球外生命体に対して正しい処置かどうか誰もわからないのに何してくれる。と現在の俺は思った。
E.Tだと、冒頭の暗い森で人間が腰に下げた金具をチャラチャラさせる場面も深く印象に残っている。まるで自分が地球外生命体になってある惑星に取り残され現住生命体に取り囲まれて怯えている気分になる。
スピルバーグはいつも、場面で語る。見てるだけで気持ちが伝わる。スピルバーグの気持ちが伝わる。
全部見てるわけでないが、レイダースでのナチス軍の顛末。太陽の帝国でさまよう少年。シンドラーのリストで一人だけ色付きの少女。プライベートライアンで無言でドイツ兵を撃つアパム。
レディプレイヤー1では常にスピルバーグのメッセージがささやかれる。「心の声を聞け」と。そして「現実に立ち向かえ」とも、「自分の頭で考えろ」とも。この三つが強いかな。いつも心にユーモアを。最後まで諦めるな。自分が本当に好きなことをしろ。仲間を大切にしろ。
色々ある。ちょっと説教くさい印象があるくらいだ。
あまりにクールなオタクぶりにちょっと引く人もいるだろうな。でも、わかる人には強力にわかる。
そんなスピルバーグが大好きです。

by higeSSk | 2019-01-07 00:38 | 映画